
2024年6月16日(日)モビリティリゾートもてぎにて、福島マツダレーシングチームは第2戦栃木ラウンドに参戦しました。


スタートの合図と共に、エンジン音がサーキットに響き渡り、マシンたちは一斉に勝利を目指して加速していきました。序盤から順調に周回を重ね、安定したペースで走行する福島マツダレーシングチーム。迅速なドライバー交代でタイムを維持し、効率的な戦略で順位を上げていきました。

しかし、中盤に差し掛かった頃、他チームとの接触事故が発生。これにより、マシンの右側ドアが損傷するというトラブルが発生しました。ドライバーは冷静に対処しマシンをコントロールし続けましたが、この影響でややペースダウンを余儀なくされてしまいました。

そして、レース終盤さらなる試練がチームを襲いました。中盤での小さなミスが重なり燃料の消費が予想以上に進み、ガス欠の危機が迫っていたのです。全員がゴールを目指して走り続ける中、残り約6分で完走という場面でマシンがコース上で止まってしまいました。ピットでは何が起こったのか状況がすぐには呑み込めず、ドライバーより連絡が入りガス欠によりエンジン停止したことを確認しました。完走目前での無念のリタイアでした。


コース上で立ち往生するマシンと、それを見守るチームの表情には悔しさがにじんでいました。今回の結果を教訓に、福島マツダレーシングチームは10月に富士スピードウェイにて開催されるECOマツ耐特別戦 「販売会社・関連会社対抗戦」に向けて、さらなる改良と準備を進めてまいります。

応援してくださった皆様には心から感謝申し上げます。次戦は完走を果たしたくさんの感動をお届けできるよう練習を続けていきます。今後の福島マツダレーシングチームの活躍にどうぞご期待ください! 皆様の応援、よろしくお願いいたします。